血中酸素濃度とか、なんだか難しい響きですね。
医者とかがよく使いそうなことばです。
しかしこの血中酸素濃度をとても身近に感じることがありました。
自分は普通のサラリーマンなのですが、年に春と秋に健康診断があります。
そのときに血圧を測定するのですが、順番待ちをしていると先に測定している同僚がなんどもエラーを出しておりなかなか自分の順番が回ってきませんでした。
最初はからかっていたのですが、エラーの原因が高血圧なことと、エラー回数がとても多い(数値が驚くほど高い)ので笑えなくなったことを憶えています。
学生の頃は柔道部で傍から見たら健康そのものなのですが、学生以来運動をしていなく最近太り気味。
筋肉質だけどメタボリック気味な同僚です。
そんな彼が血圧測定でエラーを度々だしていたのはどうやら“いびき”に原因があったようです。
医学名かどうか判りませんが、睡眠時無呼吸症候群とのことでした。よく昔は徹夜で遊んだ仲なのですが、いびきが凄いです。
そのときから無呼吸症候群の予備軍だったのかもしれません。
ではなぜ血圧測定値が高かったのか。血中酸素濃度は%で表しますが、通常の人の血中酸素濃度の正常値は97%以上といわれています。
その血中酸素濃度が97%より低下するといわゆる酸素不足となります。
よく夏になるとプールや海で潜水とか素潜りとかをしますが、だいたい1分くらい潜って泳げます。
物凄く苦しいですが、その1分間息を止めている状態のときで血中酸素濃度が大体90%くらいらしいです。
それが、無呼吸症候群のいびきのときは字のごとく全然呼吸をしていません。
その時間はゆうに1分以上は息をしてません。
ネットなどで調べてみると120秒間で息をしているのが30秒未満だとか。
この時間を見てもビックリします。
朝起きるまでこんなハードな呼吸をしているのですから。
本人は寝ているので尚更やっかいですね。寝ているので本人は苦しくないと思うのですが、命にかかわることなので脳が直接息をさせるそうです。
ちなみにこのときの血中酸素濃度はなんと60%以下にまで落ちるそうです。
90%以下など容易に下がるとか。
血中酸素濃度60%以下ってどれくらい苦しいのでしょうか?首を締め付けながら400mダッシュとかしたらこれくらいになるのでしょうか??皆目見当もつかない値です。
このとき大脳が呼吸をさせるため、いきなり多量の酸素を吸収します。
これがあのデカイいびきとなるのでしょう。
それに伴って血圧も200位まで一気に跳ね上がります。
恐ろしいですね。
毎晩、血中酸素濃度が60%まで下がって血圧が通常~200までをいったりきたり。それを朝まで続けて、本人は寝ているので気づかない・・・・。
本当、考えただけでも恐ろしいです。それが習慣になって血圧測定時にエラーが度々出ていたのですね。
今現在は治療に専念しているようですが、早く正常値に血圧が戻って欲しいものです。血中酸素濃度がこんな状態だと、循環器系の合併症も不安ですから、全然詳しくないのでよくわかりませんが、愛煙家なので喘息とか肺炎とかが心配です。